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文房具はオワコンなのか


文房具はオワコンなのか


こんにちは!
スタッフの小田切です!
寒くなったと思ったら暖かくなってきたりと、まだまだ秋は続きそうですね!

さて、「つぶやき」ではなんでも投稿していいと言われているので、完全に趣味のテーマにて。
タイトル画像の通り、私は文具が大好きなのですが、世の中的にもデジタル化が叫ばれている中、「文房具はもうオワコンなのかな」と心配になっています。

そこで今回は、本当にオワコンなのか?をデータから探ってみたいと思います。

【もくじ】

1.近年の文房具の売れ行きは?

2.◯◯が売れている?

3.◯◯が伸びている?

4.まとめ

1.近年の文房具の売れ行きは?


まず、経済産業省生産動態統計より、文具の販売金額を見てみました。

文具の販売金額推移(単位:億円)

(出典:経済産業省生産動態統計)

なんと!もっと右肩下がりな心配をしていましたが、2011年→2021年と10年前と比較しても、約240億ほど増えています。

特に2013年〜2017年ころまでは右肩上がり。
2020年はコロナによる自粛の影響で落ちていると思いますが、その後また戻ってきているようです。

で、気になるのが、「文具」の中でも「なにが売れてるのかな?」という部分で、そこも見ていきたいと思います。

2.◯◯が売れている?


同じく、経済産業省生産動態統計より、品目別の文具の販売金額推移を見てみました。

品目別文具売上推移(単位:億円)

(出典:経済産業省生産動態統計)

「水性ボールペン」と「マーキングペン」の売上がめちゃくちゃ伸びています!

水性ボールペンといえば、アイツですね!

フリクションボール!!
ほとんど誰もが使ったことあるのではないでしょうか。
近年は種類も非常に豊富で私も愛用しています。

マーキングペンでいうと、

私はマイルドライナーを愛用してますが、最近はペールトーンが流行っていたりと、こちらも文具店でいろんな種類を見かけるようになりました。

感覚的には伸びてそう。
でも、

品目別文具売上推移(単位:億円)

(出典:経済産業省生産動態統計)

こんなに伸びてるかな?
というのが気になり、更に深堀りしてみました。

3.◯◯が伸びている?


文具といえばフリクションのPILOTということで、パイロットさんの決算資料より。

(出典:株式会社パイロットコーポレーション 2022-2024中期経営計画)

現在も売上の多くが実は海外のようです。
さらに急成長を見込んでいるようですね。
どれくらいの輸出金額なんだろう?
ということで、「水性ボールペン」の輸出国内訳を財務省貿易統計より。

「水性ボールペン」の輸出金額推移(単位:億円)

(出典:財務省貿易統計)

右肩上がりなのが完全に一致するのと、金額的にも260億近く増えており、ここが大きな要因なようです。
ちなみに、輸出国の内訳では、

「水性ボールペン」の国別輸出金額割合(2021年度)

(出典:財務省貿易統計)

「アメリカ」「中国」が多くを占めるのと、「フランス」「ドイツ」などの文具大国が上位にいるほか、中国以外のお近くのアジアの国々へも多く輸出しているようです。

(ちなみにトリビアですが、「フリクションボール」は、最初は日本ではなくフランスで発売して、その後日本でも売るようになったとのことです。※累計出荷本数30億本突破。「消せるボールペン」は世界をどう変えたのか。フランスは日本の文具ファンが多いのかもしれませんね。)

このうち、TOP3の輸出金額推移では、

「水性ボールペン」の国別輸出金額TOP3推移(単位100万円)

(出典:財務省貿易統計)

中国が2012年頃から急速に伸びていたのと(近年は減少傾向)、近年はアメリカだけでなくフランスも急角度に伸びていました。
どこか1国に依存せず伸びている力強さがあるのが特徴かなと思いました。

4.まとめ


ということで、結論、
 

  • 文房具はまだまだオワコンではない
  • フリクションボールなどヒット文具によって伸びている
  • 海外の輸出が特に大幅に伸びている
    ということがいえそうです。
    文具ファンとしては一安心です。

    今回調べている中で、パイロットさんの100年の歴史というのを目にしたのですが、継続的にヒット文具を発売し続けているのがすごいなと思いました。

(出典:株式会社パイロットコーポレーション 2022-2024中期経営計画)
(ちょっとスマホだと見ずらいかも・・・)

オワコンではないといいましたが、デジタル化はこれから進んでいくなかで、どうしても文具は廃れていく方向ではあると思います。

そんな中、パイロットに限らず、高い技術力だけでなく、消費者の求めるものを先取りしたアイデアで次々を新商品を発売しつづける、各メーカーの企業努力には頭が下がります。

文具ファンとしては、これからも新しい商品開発を楽しみにしたいのと、同じサービスを作る人間としては、逆境にも負けない姿勢を参考にしたいなと感じました。

以上、長々と趣味のお話にお付き合いいただきありがとうございました!
文具好きといってますが、ほぼ素人なので、もっと詳しいかたいればツッコミ大歓迎です!
万年筆に特化したデータなども色々調べたので、また機会があれば投稿しますー!

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1 件の返信 (新着順)
Hello
2022/11/12 19:34

スタッフオダギリさん、とても読み応えのある、面白い内容でした📝👀
フリクションボールは画期的な商品ですよね💡


Helloさんコメントありがとうございます!
完全に趣味で投稿しましたw
フリクションは画期的ですよね!
いまなら当たり前に便利ですが、開発時は本当に売れるかパイロットさんの開発者も疑問視して最初はフランスで発売して、その後は日本でもテストマーケティングからやったりと最初は慎重だったようです。
当たり前に便利なものも、生み出すときは苦労があったのだな、と色々調べて感じました。
また趣味で投稿しますー☆