2024/06/12 19:07
【薬屋のひとりごと】
2023年に見た作品の中でも特に好きだったのが『薬屋のひとりごと』
薬屋を生業としていた少女・猫猫(マオマオ)が、後宮で起こる不可解な事件や謎をその知識や経験で推理し解決してゆくストーリーの本作。
いわゆるミステリー×ラブコメ要素を含みながらも、宮廷モノと言われる、どろどろの人間関係や華やかさと容赦のなさが同居した世界観に回を重ねていくほどにハマっていきました。
またヒロイン・猫猫(マオマオ)や壬氏(ジンシ)など、キャラクターも華やかで美しく魅力的。ですが、私は物語途中から登場する羅漢(ラカン)が最後には一番人間的に味のあるキャラクターとして好きになりました。
まだ未視聴の方もいらっしゃるのでネタバレしない程度にお伝えすると、羅漢は先にご紹介した2人とは違い決して華やかさはなく、どちらかというと陰湿でクセのある性格。物語途中では2人ともややトラブルのような関わり方をしていきます。
けれど、そんな彼にも悲しい過去があり、その過去をたどる中で彼の人間性に触れられるエピソードが明かされていきます。それが様々な素敵なエピソードがある今作の中でもじんわりと刺さりました。
『薬屋のひとりごと』は私の親世代でもハマれる素晴らしい作品なのでまだ未視聴の皆さんはぜひ見ていただきたいです!